高階先生による聴診道場@大阪


【日時】 平成18年4月1日(土)

【場所】 ジェックス研修センター

【目的】 聴診に親しもう☆

【参加者】
[講師]
高階 經和 先生

[学生]
・6回生
権 淳美
篠井 尚子
藤田 浩二
・5回生
荒田 夕佳
泉 俊博
田辺 裕紀子
・3回生
湯口 賢
荒田 夕佳

【スケジュール】
14:00〜17:00 講義と並行しつつ実技
【感想】(ML上に流れた感想より)

『ちょうどマリナーズのイチローはWBCでの優勝を牽引するというすばらしい活躍をした直後でした。そのイチローを約4年前にシアトルのセーフコ・フィールドではじめて見たとき、「かっこいい!!日本人でも大リーグでここまでの活躍が出来るんだ!!」と熱狂しましたが、今回の高階先生作の「イチロー」をみたときも「おー!!ただの心肺蘇生用の人形にしか見えないものに、こんなにもいろいろな機能があるなんて!!」と感激しました。』
『初めは心音を聴診できるポイントを教えてもらうことから始まり、次第に3音、4音の識別、2音の分裂、雑音etcのレベルアップしたものを教えてもらい、それを実際に聞き分けれるかを試しました。
最後には、イチローを使ってどういった異常心音なのかを7人が当てていくという、クイズ形式で講習は進んでいきました。
たった、3時間の講習ではありましたが、初めは聴診器の使い方もわからなかった僕が、最後には心室中隔欠損の心雑音を聞き分けれる(今はかなり怪しい・・・)ようになってました。』
『今回は、前回までと教え方を変えられたということで、実習と講義が同時並行で進められました。
イチローと接しながら先生の説明を聞くといった形でした。
“ひととおりの講義→ひととおりの実習”と行った形で別個に進められるよりもその場その場で理解できたため、解りやすかったのだと思います。
(とはいえ私は今回が初参加だったので、前回までとの比較はできませんが)』
『一番言いたい感想は、やはりLive(なま)がいいということです。
本で読んでも、学生だけで勉強してもどうも実感が薄い。でも、大御所とも言うべきドクターが直々に少人数の学生に対して指導を行ってくれる。これほど感動的なことはありません。
スゴいドクターなのに、本当に優しく指導してくれて、柔らかに大きく包まれた感じでした。
いい気の流れる空間で自然に先生に対して皆が共鳴し始めているのが良くわかりましたし、そうなれば放っておいても自動的に多くの知識を共有し始めます。ついでに元気ももらいます。』
『今回の聴診道場でわかったことは、高度な機械を使って診断出来るのは、もちろんすばらしいことだけども初診で簡単に使える聴診だけでここまでのことが出来るんだ、ということです。
いろんな先生が問診&身体所見は大切だよという理由がさらにわかった気がしました。』