【第2回】高階先生 聴診道場 in 岡山

【日時】 平成16年11月13日(土)
      午後2時〜午後6時

【場所】 岡山大学医学部旧RI棟1階  イチロー実習室

【参加者】 岡大6年:高橋、芝 
       岡大5年:中山、大木、中野、稲井 

【感想】(ML上に流れた感想より)
土曜日に3回目の高階先生の心電図・聴診講義を受けた、5年中山です。


まずスライドによる心電図&聴診の講義

今回は初の岡山大学での講義ということで本当に興奮しました。
いつもながら先生の教え方には感動します。
ベーシックな事を飾らずシンプルに、そして面白く教えられる先生の能力は本当にすごいと思います。

医療面接をしたあとに身体診察を、そして検査をするという流れを教えてくださった後、心電図の読み方について教えて下さいました。
私は心電図の勉強を最近できていなかったので一人ずつ先生が質問していったときには本当にドキドキしました。
最後の「逆から読んでみなさい」という言葉に驚きました。
固定観念にとらわれない先生の自由な発想に感動しました。
先生のその若さはどこから生まれるのか不思議でした。



イチロー君のもとへ移動

イチローでの実技は今までの3回の中で一番理解が深まった時間でした。
わからない事を「わからない」と言える雰囲気を作れる、そして自由に質問ができる時間は大学ではあまり持つことができません。
先生にわからないときに『口真似』をしてくださいと何度か言ってしまいましたが本当に勉強になりました。
あの口真似は本当に真似できない能力です。
「口真似ができるようになること=ちゃんと心音が聞けているということ」なんだと思いました。

心音を聞くことの難しさを感じたけれども、聴診の楽しさを再認識しました。
大学で心音を習う機会はあまりないので、今回習ったことを明日からのポリクリに生かしていきたいです。



触診!thrillを感じる。

あんなに忙しくて偉大な先生なのに気さくに来て教えてくださった事が信じられません。

最後に、この勉強会を企画・準備してくれた中野&大木さんに本当に感謝したいと思います。

ありがとうございました。


中山 明子 (岡山大学5回生)




高階先生を囲んで・・・

岡大5年の大木です。

もう何人かが感想を送ってくださっていますが、しつこく送らせて下さいね。
実は、岡大のイチローを見たのは、私も今回が初めてでした。
イチローを使うだけでも楽しいのですが、先生がいてくださってこそ、イチローの力が3倍、4倍にも発揮されることにも気づきました。多分、1人で聞くだけでは、分かっているのか分かっていないのかもわからないまま、何となく納得してしまっていたと思います。
また、ここでこういう音が聴ける、と常に思って聴いていないと大事な音を聴き逃してしまう、と気づかされました。
1つ1つの音がその患者さんの状態を反映し、どんな音にも意味があるのだな、とも思いました。



みんなで記念写真をパチリ。
(上段左から、高橋、高階先生、大木、中野。
下段左から、中山、芝、稲井)

心音は慣れてくればわかるよ、と言われる方もいますが、高階先生の説明を交えてもう一度聴くと自分が無意識に聴いていた音とは全く違うことがあり、考えながら聴くことが慣れへの近道のなのかもしれないと感じました。

ちなみに、黒人向けの皮膚の黒いイチローがデビューするそうですよ。

最後になりましたが、いろいろ協力をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
それでは失礼します。


大木 乃理子 (岡山大学5回生)